2007年5月28日 (月)

テレサ・テンのお墓

0004_1   みなさんは、「テレサ・テン(鄧麗君)」という歌手を知っていますか? みなさんは知らなくても、お父さんお母さんは知っているはずです。というより、テレサ・テンという歌手は知らなくても、彼女のヒット曲「時の流れに身をまかせ」「愛人」「つぐない」などの曲は聴いたことがあるでしょう。カラオケなどで今でもさかんに歌われていますから。

 そのテレサ・テンは台湾出身の歌手です。日本では演歌歌手のように思われていますが、当時は「アジアの歌姫」と言われるほどのポップ・シンガーでアジア各地で活躍していました。台湾・日本はもとよりシンガポール・マレーシア・香港(中国)などアジア各地でコンサートを開いています。CDは韓国やインドネシアでも売られています。

 そのテレサ・テン。1995年5月8日にタイのチェンマイで急死しました。享年42歳。死因は喘息の発作による呼吸不全でした。しかし当時その死は謎に包まれ、さまざまな憶測を呼びました。今年は没後12年目にあたります。

  そのテレサ・テンのお墓は台湾にあります。台北の北・金寶山(金宝山)にあります。 Top_011_2 P10100171_2山と言っても、うっそうとした森林ではありません。その辺りは高級な墓地が山の斜面にズラーッと並んでいます。高級墓地群と言っていいほどです。遠くから見ると、墓地というより別荘が並んでいるような感じさえうけます。日本の墓地のイメージとは全然違います。【写真は「テレサ・テンメモリアルページ」http://www.ne.jp/asahi/lily/teresa/06_5_8/top.htmより転載】

Dsc03399  私も一度行きました。印象深かったので、その時のことは今でも鮮明に覚えています。訪れたのは夕方で、訪れている人はいず、辺りは静かでした。すると、一人の守衛さんらしき人が私たちのために、音楽を流してくれました。もちろんテレサの歌です。夕暮れの墓地にテレサの歌が流れ、そのもとでテレサのお墓参りをしました。私たちがお墓参りを終えると守衛さんは音楽を止め、「鄧麗君紀念公園」の門を閉めました。そうなんです。たんなるお墓ではなく、ちょっとした小さな公園のような造りになっていて、お墓はその中にあるのです。

 お墓にテレサの歌。本当にあまりにきれいな所で、そこがお墓であることを忘れてしまいそうなくらいでした。写真はテレサの墓前(公園内)にあるピアノのモニュメントです。私はうれしくって不謹慎ながら鍵盤の上で踊ってしまいました。でも、実際こんなこともしていいように、きれいな石で造られているのです(ちなみに現在は音が出るように造り変えられたようです。踊ることはできないでしょうね)。

 今週末の6月2日(土)午後9時。木村佳乃主演「テレサ・テン物語~私の家は山の向こう」(朝日テレビ)が放映されるようです。みなさんも観てみませんか?

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2007年1月 4日 (木)

台湾のPOPS歌手「アーメイ(阿妹)」

Img_9340 今、音楽を聴きながら、これを書いています。

 曲は台湾の女性POPS歌手(ポップスシンガー「アーメイ(阿妹:A-mei)のスローバラードです。文章で曲のよさを伝えることはできませんが、素敵なメロディです。

 日本にいるみなさんは、「台湾ポップス」といっても ピンとこないかもしれません。でも当然のことながら、台湾にも日本の「Jポップ」と同じでポップスはあります。曲の感じもほぼ同じようだと考えてもらって結構です。極端に言えば、ちがいは歌詞が、日本語や英語ではなく、中国語(北京語)や台湾語である、ということくらいでしょう。

 このアーメイは若い子ながら抜群の歌唱力で、人気もものすごくあります。1996年のデビューアルバム『姐妹』は台湾国内だけ100万枚を突破するほどの売り上げを記録しました。もちろんコンサートを開けば、数万人は集まります。大陸でも人気があり、1999年には北京で6万人も集めてのコンサートを行っています。デビュー10周年の昨年暮れには、台北ドーム球場で『愛上卡門』というミュージカルも公演しています。

 実は私が「アーメイ(これは愛称)」こと「張惠妹(チャン・ホェイメイ」に興味をもったのは、彼女が台湾原住民のピュマ族(プユマ族/卑南族)出身というちょっと珍しい歌手だったからです。「原住民」とは台湾に昔から住んでいた「先住民族」のことで、現在台湾には12ほどの原住民がいます。

 日本語の言葉の響きから「原住民」というと、なんか原始的な生活のイメージをしてしまうかも知れませんが、それは大いなる誤解でまちがいです。祖先が原住民出身というだけで、今の生活は一般の人と変わりません。ポップスを歌うアーメイを見てもわかるでしょ。逆にアーメイなどは私たち庶民がなかなか身につけることのできないブランド物「ブルガリ」の製品を身につけています。うらやましい限りです。

 個人的な話になりますが、台湾原住民の中でも私にとって「ピュマ族」は思い入れがある民族なのです。私の教え子の中に、お母さんがピュマ族出身という子がいました。子どもはもちろんですが、お母さんともよく話をしました。そのようなわけで、ピュマ族にはとても親近感を抱いていたのです。だから、ピュマ族出身の歌手・張惠妹(チャン・ホェイメイ)には自然に興味をもちました。

 えっ? でも、何で急に台湾ポップスなのかって? それはお正月に東京のお台場に遊びに行ったら、「台場小香港」という場所を見つけたのです。そこにアジアポップスのCDを売っている場所があって、偶然A-meiの『我要快楽?』というアルバムを見つけたのです。DVDまでついているアルバムで2480円でした。台湾で買えば、もっと安いだろうに・・・と思いながら、その輸入CDを購入した次第です。

【参考ブログ】

○「A-mei project」(http://www.a-mei.jp/basic/profile/amei.html) ……アーメイの生い立ち、生き方がわかりやすく書いてあります。くわしく知りたい方はどうぞ。 

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