テレサ・テンのお墓
みなさんは、「テレサ・テン(鄧麗君)」という歌手を知っていますか? みなさんは知らなくても、お父さんお母さんは知っているはずです。というより、テレサ・テンという歌手は知らなくても、彼女のヒット曲「時の流れに身をまかせ」「愛人」「つぐない」などの曲は聴いたことがあるでしょう。カラオケなどで今でもさかんに歌われていますから。
そのテレサ・テンは台湾出身の歌手です。日本では演歌歌手のように思われていますが、当時は「アジアの歌姫」と言われるほどのポップ・シンガーでアジア各地で活躍していました。台湾・日本はもとよりシンガポール・マレーシア・香港(中国)などアジア各地でコンサートを開いています。CDは韓国やインドネシアでも売られています。
そのテレサ・テン。1995年5月8日にタイのチェンマイで急死しました。享年42歳。死因は喘息の発作による呼吸不全でした。しかし当時その死は謎に包まれ、さまざまな憶測を呼びました。今年は没後12年目にあたります。
そのテレサ・テンのお墓は台湾にあります。台北の北・金寶山(金宝山)にあります。
山と言っても、うっそうとした森林ではありません。その辺りは高級な墓地が山の斜面にズラーッと並んでいます。高級墓地群と言っていいほどです。遠くから見ると、墓地というより別荘が並んでいるような感じさえうけます。日本の墓地のイメージとは全然違います。【写真は「テレサ・テンメモリアルページ」http://www.ne.jp/asahi/lily/teresa/06_5_8/top.htmより転載】
私も一度行きました。印象深かったので、その時のことは今でも鮮明に覚えています。訪れたのは夕方で、訪れている人はいず、辺りは静かでした。すると、一人の守衛さんらしき人が私たちのために、音楽を流してくれました。もちろんテレサの歌です。夕暮れの墓地にテレサの歌が流れ、そのもとでテレサのお墓参りをしました。私たちがお墓参りを終えると守衛さんは音楽を止め、「鄧麗君紀念公園」の門を閉めました。そうなんです。たんなるお墓ではなく、ちょっとした小さな公園のような造りになっていて、お墓はその中にあるのです。
お墓にテレサの歌。本当にあまりにきれいな所で、そこがお墓であることを忘れてしまいそうなくらいでした。写真はテレサの墓前(公園内)にあるピアノのモニュメントです。私はうれしくって不謹慎ながら鍵盤の上で踊ってしまいました。でも、実際こんなこともしていいように、きれいな石で造られているのです(ちなみに現在は音が出るように造り変えられたようです。踊ることはできないでしょうね)。
今週末の6月2日(土)午後9時。木村佳乃主演「テレサ・テン物語~私の家は山の向こう」(朝日テレビ)が放映されるようです。みなさんも観てみませんか?
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