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2007年4月22日 (日)

国交がない国 -教科書にない台湾 Part2-

 国交がない国―。こう聞くと、みなさんはどこの国を思い浮かべますか? 新聞やニュースをよく見ている人は、「国交正常化交渉」などという言葉とともに「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」を思い受かべるかもしれませんね。

 でも、驚くなかれ。台湾もその1つなのです。日本と国交がないのです。そればかりではありません。日本政府は、台湾を1つの独立国として認めていないのです。えーっ! ですよね。だから、教科書に台湾は載っていないのです。

 実は、1972年まで日本と台湾は国交がありました。正確に言うと、日本と中華民國との間に国交があったのです。台湾という国の正式名称は「中華民國」です。その中華民国と国交があったわけです。

 それが1972年に日本と中華人民共和国との間で、新たに国交が結ばれると、それまで結ばれていた中華民国との国交が破棄されたのです。それは、大陸にある中華人民共和国も台湾にある中華民国も、「自分達が本当の唯一の中国国家だ! 中国は1つしかない! だから国交を結ぶのは我々だけでいい!」と主張していたからなのです。それで、中華人民共和国と国交を結んだ日本は、台湾にある中華民國との国交を断絶したのです。

 実は、これは日本だけではありません。多くの国がそうしました。そのため、現在も台湾と国交を結んでいる国はごくわずかです。世界でたった25ヵ国しかありません。ちょっとかわいそうですよね。

 でも、おもしろいことに、国交のないと民間レベルではものすごく交流があり、日本と台湾は普通の人は自由に行き来できます。現在、日台間の人的交流はものすごく年間100万人を超えた行き来をしています。

【人的往来者数:2005年】

 ・日本→台湾(訪台者数) 112万人(交通部観光局)

 ・台湾→日本(訪日者数) 131万人(入国管理局)

 すごいことですよね。政治的には「国交断絶」というむずかしい問題がありますが、私たち民間レベルでは、台湾に行ったり台湾の人と交流をもったりして、台湾のよさを広げていきたいですね。それが日本のためにもなるのですから。

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